会長あいさつ

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会長就任のご挨拶 (2016年7月)

2016年度起案書管理簿 - ショートカット.lnk 

青栁 壮悟(あおやぎ そうご)

2016年619日に開催されました福岡県社会福祉士会総会において役員改選が行われ、代表理事(会長)に就任致しました青栁壮悟でございます。これまで本会を築いてこられた上釜前会長をはじめ歴代役員の方々の意志を引き継ぎ、新役員と共に福岡県民の福祉の向上と社会福祉士の地位向上を目指して、しっかりと取り組んでいく所存です。どうぞよろしくお願い致します。

本会は1993年に設立され、現在の会員数は1,600人に迫っています。この23年間、本会会員の皆様が様々な社会のニーズに応えるため、体制を築いて来られた結果、権利擁護センターぱあとなあ福岡、行政からの受託事業を推進する各チーム、福岡県弁護士会との共同事業であります福岡高齢者・障害者虐待対応チーム、生涯研修センター、各ブロック活動等、現在約30の委員会を設置し、約170名の会員の方々が活動に携わられています。多岐にわたる活動状況を見ますと本会は、正に会員の皆様の努力の結晶だと考えます。今後も承継、発展させる使命を担っていることを自覚し、取り組んでまいります。

さて、2016年度は、第1期中期経営計画(2016年度~2020年度)の初年度です。基本理念は、「ソーシャルワークの実践により人々の幸せの実現を目指します」と設定し、中長期ビジョンとしては「幸せがあふれる社会づくりに努めます」と掲げています。「幸せ」を感じる瞬間は、人それぞれ異なりますが、私たち社会福祉士が個々の生活問題に取り組み、質の高い相談援助を行うことで人々が「幸せ」を感じることができるようになることは、私たち社会福祉士の「幸せ」にも繋がります。人々の幸せを実現させるために、私たちに求められることは、質の高い相談援助を提供できるよう自己研鑽を積むことです。本会では、生涯研修制度の研修を充実させ、会員の皆様が生涯にわたってスキルアップができるよう体制づくりを行っています。また、本会の委員会活動に参加することも自己研鑽に繋がります。私自身も社会福祉士の資格取得後、入会してから今まで様々な委員会活動に携わらせていただくことで、所属事業所では得られない経験を積むことができました。自己研鑽の場を提供する事が職能団体の役割です。より多くの会員の皆様が本会の委員会活動に携わっていただけるよう、取り組んでまいります。

最後に、私たち社会福祉士一人ひとりの実践が、福岡県民の福祉の向上に寄与し、社会的に認知されることで社会福祉士の地位向上に繋がります。役員、事務局だけでは微力でも、約1,600名の会員の力を合わせれば大きな力となります。会員の皆様のご協力をお願い申し上げます。

2016年7
公益社団法人 福岡県社会福祉士会
会 長  青栁 壮悟