被保護者支援事業推進チームは2005年度に福岡県から委託を受けて始まった「長期入院被保護者社会復帰事業」を推進するコーディネート・アドバイザーのチームです。
当初は、田川・粕屋・遠賀保健福祉環境事務所において始まり、2007年度から生活保護法を所管する全ての保健福祉環境事務所で実施されています。また、2008年度からは「宮若市」そして2012年度からは「直方市」においても実施されています。
コーディネート・アドバイザーは、各保護課ケースワーカーと連携し、6か月以上にわたり長期入院している患者への個別支援を行っています。
あくまでも主治医が退院可能と判断した患者を対象に、退院後の住まいの確保や、地域社会での受け入れに関して調整を図っています。入院が長期化すると、本人が退院に消極的になる傾向もありますが、見学や体験入所などにより動機づけを行っています。
月に一度スタッフが集まり、ピアスーパーバイズを兼ねた会議を開き、退院支援に関する現状と課題を整理し、お互いの資質向上に努めています。
活動紹介事業部
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