ぱあとなあ福岡では、成年後見制度の普及啓発、安定した成年後見人の養成や推薦を行うことを目的としています。成年後見制度が開始した2000年から準備期間を経た後、ぱあとなあ福岡委員会が設置されました。委員会が発足した当初、まずは成年後見制度を知っていただき、利用していただくために「成年後見活用講座」を開催してまいりましたが、これは現在でも毎年開催しており、好評をいただいています。
また、専門職として質の高い後見人を推薦するために、名簿登録者は「成年後見人養成研修」を修了した会員に限っています。発足当初は少なかった名簿登録者も、現在では200名を超えています。高齢者に加え、障がい者の福祉サービスにも利用契約が必要となってからは、成年後見人の需要も増える一方です。
今後は、これまで同様、成年後見制度の普及啓発を行うと共に、数だけでなく、質の担保にも努めていきたいと考えています。認知症があっても、障がいがあっても、すべての人が安心して暮らせる街、福岡! これからも権利擁護のため、一丸となって努めてまいりたいと思います。
活動紹介委員会
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