会長あいさつ

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役員改選のご挨拶

無題

2014622日の第18回社員総会において役員改選が行われ、新体制の下、執行部も交代致しました。会長には私が就任(再任)し、副会長には梅本政隆氏(再任)、青柳壮悟氏、伊東良輔氏が就任致しました。任期は20166月社員総会までの2年間となっております。福岡県民の福祉の向上と会員支援を通じて社会福祉士の地位向上を目指して努力精進して参りますので、よろしくお願い致します。

本会は(公社)日本社会福祉士会の会員として、国際ソーシャルワーカー連盟と国際ソーシャルワーク学校連盟が新たなソーシャルワークのグローバル定義の採択に向けて見直し作業に間接的に携わっております。

ソーシャルワークのグローバル定義(案)

「ソーシャルワークは、社会変革と社会開発、社会的結束、及び人々のエンパワメントと解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である。

社会正義、人権、集団責任、及び多様性尊重の諸原理は、ソーシャルワークの中核をなす。

ソーシャルワークの理論、社会科学、人文学及び地域・民族固有の知を基盤として、ソーシャルワークは、生活課題に取り組みウェルビーイングを高めるよう、人々やさまざまな構造に働きかける。

この定義は、各国及び世界の各地域で展開してもよい。」

(社会福祉専門職団体協議会国際委員会+日本福祉教育学校連盟による日本語定訳)

新たなグローバル定義に基づいて、社会福祉の実践と研究を積み上げていくことは職能団体としての責務であると認識しております。認定社会福祉士制度の推進の為に基礎研修をはじめとする研修事業の充実とスーパーバイザーの体制整備に向けて生涯研修センターを中心として鋭意取り組んで参ります。

成年後見制度の推進は、本会の社会貢献活動および権利擁護実践の中核です。家庭裁判所からの推薦依頼は年々増え続けており、今年度から成年後見人養成研修を本会独自に開催することとなりました。研修終了後は50名ほどの名簿登録者に対して、受任前の実務研修、受任後の継続研修、メンター制度の実施など後方支援も充実させていく予定です。

行政等からの委託事業は、長期入院患者社会復帰支援事業、ホームレス巡回相談・アフターケア事業、子どもの健全育成支援事業といった低所得者の支援を中心として、本会会員が事業スタッフとして多数雇用され、それぞれ成果を発揮しております。しかし、それらの事業成果を内外に発信していくことが今後の課題と考えております。

人材育成についても業務独占である地域包括支援センターの社会福祉士への支援、実習指導者養成研修の実施、資格取得後で経験の浅い会員への支援やこれから社会福祉士を目指す学生等に受験対策講座や模擬試験を実施するなど、引き続き支援活動を行って参ります。

 また、ブロック活動では会員相互のつながりを強化することや災害対応ガイドラインに基づいた有事に備える体制づくりを目指して、ブロックごとに「顔の見える関係作り」を推進していきたいと思います。あわせて権利擁護センターぱあとなあ福岡でも地域支援部門として、地域にメンターを配置して、いつでも相談できる体制作りを進めていきます。

 そして、新たな活動領域も増えていきそうです。生活困窮者支援、司法福祉の分野に対応するために、本会独自の研究を進めるとともにそれぞれ専門機関との連携を深めて行く必要があると考えております。

 最後になりますが、公益社団法人として県民からの期待に応えていく為には、組織基盤を強固にしていくことが必要です。事務局体制を強化しつつ、常勤役員の配置についても検討していくこととしています。私たち新役員に課された課題は山積ですが、様々な分野で活躍している「人財の集団」であると信じておりますので、力を合わせて2年間の任期を全うしていきたいと思います。今後とも福岡県民並びに会員の皆様方のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2014年7月1日
公益社団法人福岡県社会福祉士会
会 長  上釜 光輝